
去年の今頃は食生活改善推進団体の毎年の活動で左義長の団子づくりに小磯幼稚園に行き、蔓延していたインフルエンザ菌に負け熱を出していたように思います。
今年は左義長が中止のため、団子づくりも中止。左義長が行われない年は私の記憶ではありませんが、そんなこともあるんだなあというのが正直なところです。
私が住んでいる台町では縮小して行いましたが、昨年は兄や叔母がなくなったこともあり、正月行事への参加を今年は控えました。
4月頃はマスクが手に入らず、多くの方が入手困難に陥り、エイプリールフールの冗談のように国から「あべのマスク」が4月から配布されました。6月20日までには配布が完了したと記者会見で当時官房長官の菅義偉氏が述べていましたが、うちに届いたのはいつだったろうか。
いろいろなうわさがあって使う気がせず、備蓄のマスクもあったことや、その頃は兄の入院や死でごたごたしていたりで、どこかに寄付するでもなく、ふくろも開けないまま現在まで、届いた時のままです。
8月時点ではマスクの利用者が3.5%にとどまっているとの報道でしたが、8月1日には当時の総理大臣の安倍晋三氏もあべのマスクの着用をやめ、その後おしゃれなマスクも販売されてからは、布のマスクでも「あべのマスク」をしている人は目にしていません。
同居の91歳の父は当時は使っていましたが、洗っているところを見ていないように思います。デイサービスの所長さんからの頂き物の立体の布マスクの方を好んで着用していました。最近は不織布のマスクに変えていますが、けばけばになっても平気なのでチェックが必要です。
コロナのことはいくら説明しても全然理解していないし、出来ないみたいです。それなのでデイサービスに週2日行けているのですが、あまりに聞こうとしないので、ついつい説明に熱が入り、大声になってしまい、へとへとになっています。
「へとへと」「ごたごた」のような擬音語、擬態語のことを「オノマトペ」と言います。
最近やっと「オノマトペ」という言葉が頭に入ったのですが、これをたくさん知っていると、ゆたかな表現ができそうな気がします。
気のせいかもしれないけど。声に出して読んでいると楽しくなります。
いつまで続くかわからないコロナ生活です。免疫力を落とさないためにも笑いたいです。
この本で、笑いにもいろいろあると改めて理解しました。
「にっ」「へらへら」「にんまり」「けたけた」「げたげた」「がはは」「あはは」などたくさんあります。
「日本語 オノマトペのえほん」 高野紀子作、かわいくソフトな動物の絵で、優しい気持ちにもなれるのでお勧めです。

